「レオナルド・ダ・ヴィンチ美の理想」展が開催中です


Bunkamura ザ・ミュージアムでは3月31日より「レオナルド・ダ・ヴィンチ美の理想」展が開催されています。世界で最も有名な絵画《モナ・リザ》を残したイタリア、 ルネッサンスの巨匠レオナルド・ダ・ヴィンチ。 今回は“美の系譜”に焦点を当て、約80点もの作品、資料を通じて、ダ・ヴィンチの創造した「美の理想」の真髄に迫ります。 円熟期の傑作《ほつれ髪の女》など出品作品の約9割が日本初公開となる本展。
ダ・ヴィンチの魅力を存分に堪能できるかつてない展覧会です。
レオナルド・ダ・ヴィンチ 《ほつれ髪の女》 1506-08年頃 パルマ国立美術館蔵
《ほつれ髪の女》
本展覧会の最も注目すべき作品の1つである円熟期の傑作《ほつれ髪の女》では、限りなく線をぼかす“レオマート”というダヴィンチの真骨頂である 技法を用いやわらかな女性の肌や顔の周りで軽やかにゆれる髪を表現しています。そして慈愛に満ちた優美な微笑は特定の人物の肖像画というより、 優しさ、慈悲深さといった普遍的な美を描いた、まさに“魂の表現”。震災にあった日本との連携の意味をこめてパルマ国立美術館より特別に貸し出されたこの作品。 本展覧会の監修にあたったレオナルド・ダ・ヴィンチ理想博物館館長 アレッサンドロ・ ヴェッツォージ氏は「ルーヴル美術館の《モナ・リザ》よりも素晴らしい作品だと考えている」と述べています。
ここがおもしろい!
《アイルワースのモナ・リザ》 16世紀 (レオナルドによる1503年の未完成作説あり) 個人蔵
「もうひとつのモナ・リザ」ではないかという説もある作品を世界で初公開しています。 《アイルワースのモナ・リザ》はルーヴル美術館のモナ・リザより若々しく、背景はもっと単純。両端に黒い柱が描かれているのが特徴的な作品です。
レオナルド・ダ・ヴィンチ構想/サライ(帰属)《裸のモナ・リザ》 16世紀 レオナルド・ダ・ヴィンチ理想博物館寄託
日本初公開の《裸のモナ・リザ》

ダ・ヴィンチの愛弟子サライが師の構図に基づいて制作したとされる作品をはじめとする3点もの《裸のモナ・リザ》が展示されています。
レオナルド周辺の画家 《レダと白鳥》 16世紀 ローマ、ボルゲーゼ美術館蔵 © Alinari, Licensed by AMF, Tokyo / DNPartcom
官能的な《レダと白鳥》

白鳥によってついばまれたためほつれたかのようなレダの頭髪にご注目。 《ほつれ髪の女》のそれと大変似ていることからこの作品は《ほつれ髪の女》の下絵だったのではないかという説があるそうです!
*全能の神ゼウスが白鳥に化身してスパルタ王の妻レダを誘惑するというギリシア神話のなかでも最も魅惑的な物語に基づいて描かれた作品。 その、人を魅了して止まないテーマは同時代の画家や弟子たちによって同じ構図の絵画や素描がいくつも残されています。 その後レダはゼウスと結ばれ双子をもうけたとされています。
プライベートコレクションから《岩窟の聖母》を公開

19世紀に活躍した巨匠アングルがダ・ヴィンチ作であると考えた《岩窟の聖母》が公開されています。 ルーヴル美術館所蔵のダ・ヴィンチの代表作《岩窟の聖母》を原型とした作品で、個人蔵のため専門家でも展覧の機会が少ない貴重な1点です。
ダ・ヴィンチの言葉がところどころに

ダ・ヴィンチの膨大なメモを愛弟子が編集して出版した「絵画論」。 この「絵画論」から、ダ・ヴィンチの絵画に対する概念や画家になるための心得が印象的に紹介されています。
おすすめグッズはこちら
レディ・ガガのスーツなどもデザインすることで知られる”SOMARTA”。 《ほつれ髪の女》にインスパイアされてデザインしたというオリジナルグラフィックスのTシャツが人気です。肌触りがシルクのようになめらか!
また《アイルワースのモナ・リザ》がパッケージの缶にあしらわれたキャンディーもここでしか手に入らないプレミアムグッズ。おみやげにイチオシです。
「レオナルド・ダ・ヴィンチ美の理想」展は2012年6月10日(日)まで開催されています。
ぜひ足を運んではいかがでしょうか。
 
「レオナルド・ダ・ヴィンチ美の理想」展
期間:2012年3月31日(土)~6月10日(日)※4月23日(月)のみ休館
会場:Bunkamura ザ・ミュージアム

[公式ホームページ] 「レオナルド・ダ・ヴィンチ美の理想」展
 
Bunkamura

Bunkamuraは良質の文化やアートに出会える洗練された空間の複合施設です。 個性的でセンスの良い作品を上映している単館ムービーシアターや国内最大規模のホール、演劇やミュージカルが上映される劇場、そして、テーマ性・先見性 ・話題性の高い展覧会を開催し続けている美術館“Bunkamura ザ・ミュージアム” があります。 落ち着いた雰囲気の館内のカフェやレストラン、アート関連ショップできままに過ごすのもおすすめ。渋谷駅ハチ公口より 徒歩7分のロケーションです。
「レオナルド・ダ・ヴィンチ美の理想」展

[期間]
2012年3月31日(土)~6月10日(日)
※4月23日(月)のみ休館

[会場]
Bunkamura ザ・ミュージアム

[開館時間]
午前10時00分~午後7時00分
(金、土曜日は午後9時00分まで)


[公式ホームページ]
「レオナルド・ダ・ヴィンチ美の理想」展