紐解かれる『死者の書』と古代エジプト死後の世界
「大英博物館 古代エジプト展」が開催されます

動物の風刺パピルス(部分)
概要
『死者の書』ロンドンの大英博物館が世界に誇るエジプトコレクションから、古代エジプト人の死後の世界観と来世へ至る旅を紹介する特別展 「大英博物館 古代エジプト展」が森アーツセンターギャラリーで開催されます。
世界最長37mの『死者の書』、「グリーンフィールド・パピルス」の全容が日本初公開されるとともに、ミイラや棺、護符、装身具なども約180点が公開され、 古代エジプト人が祈りを込めた「来世への旅路」を追体験できる内容になっています。
フウネフェルの『死者の書』 口開けの儀式の場面(部分)
『死者の書』とは?

古代エジプトでは、人は死後に冥界の旅をへて来世で復活すると考えられていました。
美しい文字や挿絵で彩られた『死者の書』は、様々な試練が待つ冥界の旅路で死者に守護の力を与える呪文集であり、来世への旅のガイドブックであるとされています。
みどころ紹介
ミイラマスク

死者を理想的な姿で表現したミイラマスク。黄金の肌は死者の神格化を示し、額に巻かれた帯には『死者の書』第151章の呪文が刻されている。
グリーンフィールド・パピルス(ネシタネベトイシェルウの死者の書 場面:審判)

冥界の王オシリス神の前で、死者の心臓が天秤にかけられるシーン。反対側には、真理の女神マアトの小像。釣り合わなければ有罪となり、怪物アメミトに食べられてしまう。
オシリス神像

当初、壁面や棺に書かれていた『死者の書』は新王国時代にはパピルスの巻物に記されるようになり、第19・20王朝になるとオシリス神の小像の中にいれた状態で墓に納められた。
フウネフェルの『死者の書』 口開けの儀式の場面(部分)

大英博物館が所蔵する最も美しい彩色パピルスのひとつ。死者が来世でも自由に食事や呼吸ができるようにする「口開けの儀式」の場面が大きく描かれている。
動物の風刺パピルス

『死者の書』以外にも様々な絵や文書がパピルスで残されている。当時の風刺画にはネコやハイエナがアヒルやヤギの群れを飼育し、ライオンとガゼルが盤上ゲームをしているように 動物を人間的に表現するものもあった。
大英博物館 古代エジプト展 記者説明会が行われました。
本展監修にあたった早稲田大学文学学術員 近藤二郎教授が展示作品の解説を行ったほか、 近日放送予定のNHKスペシャル「知られざる大英博物館」のナビゲーターであり、本展覧会のサポーターでもある堺雅人さんが登場し、 大英博物館ロケへの意気込みや、プライベートで3度も訪れている大英博物館の魅力について語りました。
「目玉の収蔵物だけではなく、思わぬところに足を止めてしまう意外な出会いがあるのが大英博物館の魅力の一つです。 3000年の時をこえて古代の人を一人の人物として思い描くのは、俳優の仕事にも通ずるものがあります。
本展記者説明会 2012年4月12日 (六本木アカデミーヒルズにて)
イギリス・ロンドンの大英博物館が誇る、世界屈指のエジプトコレクションを直に見られるこのチャンス、
ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。 さらに毎週金曜日22:00の閉館後23:30まではナイトミュージアムを実施。週末の夜はロマンティックに古代エジプトデートをしてみよう。
 
「大英博物館 古代エジプト展」
期間:2012年7月7日(土)~9月17日(月・祝)※会期中無休
会場:森アーツセンターギャラリー(六本木ヒルズ 森タワー52階)

[公式ホームページ] http://egypt2012.jp


All Photographs ©The Trustees of the British Museum
 
六本木ヒルズ
「大英博物館 古代エジプト展」

[期間]
2012年7月7日(土)~9月17日(月・祝)
※会期中無休

[会場]
森アーツセンターギャラリー(港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー52F)

[開館時間]
10:00〜22:00
※金曜日はナイトミュージアムを実施(22:15~23:30)
※入館は閉館の30分前まで

[料金]
一般1,500円、高大生1,000円、小中生500円



[公式ホームページ]
http://egypt2012.jp